8月某日、茨城県にある野池。
年に1~2回ここで釣りを楽しむのですがここはアベレージサイズが20cm位で数も沢山釣れるということもほとんどありません。
ですのでほんとにたまに楽しむといった感じになります。
今回は当ブログにも時々登場してくれる盟友「くまのつりぐ」の筆者であるkuma氏が同行してくれましたのでたとえ釣れなくともかなり楽しいだろうなと心待ちにしていた釣りになります。
この池は岸際の水深が非常に浅く、また障害物も多数沈んでいるため巻物は厳しくトップかフローティングのそれでなければすぐにロストしてしまいます。
フローティングタイプでも油断すると逝ってしまい僕自身とても大事にしていた1997製の数々のバスを仕留めてきたメガバスのX55もこの池の藻屑となりました。
そんな感じですので今回は最初からワームです。
どこに魚がいるのか探るべく立ち位置から180度の範囲でワームを投入すると…
3時の方向で魚信あり!!!!
いきなり魚がかかりました!!!!
しかし、
冒頭でもお伝えした通り障害物が多く巻かれてしまい…
上げると魚は見えるのですが引っ掛かってていてキャッチすることができません…
そこでその状況をすぐさま察知したkuma氏のスーパーサポート。
「くまのつりぐ」でも紹介されているジャクソンのスーパートリックスターネット 380で手繰り寄せると
見事キャッチすることができました!!!
巻かれた障害物にルアーも引っ掛かっていまして、泥にまみれたそのルアーをkuma氏が持ち帰り洗浄するとなんとレイド製のクランク。
状態も良好だったそうで結果としておまけまでついてくるという幸先の良いスタートとなりました。
そのことが暗示していたのか普段渋めのこの池もこの日はいつも違う様相。
先ほどの立ち位置から3時の方向に投げ進めていくとまたしてもアタリ!!!!
バスをキャッチすることができました。
こんな連発するなんて珍しい…
ここでこんな状況もあるのかとあっけにとられていましたが、ここからさらに爆発…
投げるごとにバイトがあるというまさに入れ食い状態を体感。管理釣り場かと錯覚するほどの良コンデションです。
ただ魚が小さいのかギルが混じっているのか乗らない魚も多数。
ちなみに反応が高いエリアは池の北西部の最浅エリアのみ。反対側に投げると反応なしでこのエリアに魚が溜まっていたようです。
溜まっていた要因は何なのか?
風が吹いていたわけではなく水面付近でのフィーディングも見られない…
流れ込みが湧き水があるわけでもないし…
ただ雨雲が近づいていましたね。目立った外的要因はそれくらい…
その要因が理論的に解明することができれば普段もっと釣れると思うのですが…
答えは謎につつまれ首をかしげながらキャストを続けていると、
ぐっぐぐぐぐー!!!
またしても魚からの反応をキャッチ。
ですが今回のはいつもとなにか異なります。
竿がいつも以上にしなる…
鯉でもかかったか!?
いや違うバスだ!!!!
と心の中で独り言をつぶやきながら格闘の末魚を釣り上げると…
なんと40cmオーバーの良型のブラックバス。
こんなのいたんだ…と心の声が実際に口から出てしまうほどの感動。
駆け寄ってくれたkuma氏から「これはこの池の主だね笑」とのお褒めの言葉をいただきました。
この魚を釣り上げてから少しすると雷交じりの激しい雨に見舞われやむなく退散。
結局この日は4尾のバスと対面することができました。同行してくれたkuma氏も6尾と好結果。
タフな状況を覚悟していただけに喜びや嬉しさも格別のもの。
あまりの満足感にしばらく釣りに行かなくても日々の生活も頑張れるというような自信と力も湧いてきました。
私は40も半ばにさしかかっておりますが、思えば釣りを始めた16の頃も同じようにkuma氏とこの喜びを分かち合っていました。
あれから長い時が経ち、その間も様々な魚と出会うことができましたがその感動が色褪せることは無く今日もまたその感動を味わえたことを幸せに思います。
自分が釣りを始めるきっかけにもなったkuma氏。
この釣りの楽しさを教えてくれたにkuma氏にあたらめて感謝の言葉を送りたいと思います。
どうもありがとう